ボタンウキクサ(牡丹浮草)(読み)ボタンウキクサ(英語表記)Pistia stratiotes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ボタンウキクサ(牡丹浮草)
ボタンウキクサ
Pistia stratiotes

サトイモ科の多年草。リュウキュウウキクサまたはオオバモともいう。沖縄および台湾沼地に自生するが,しばしば観賞用として水槽に浮べられ,西日本の水田では帰化して雑草となっている。葉は長倒卵形でハボタンのように叢生し,長さ5~12cmぐらい,根は白い繊維状で水中に垂れ下がる。夏から秋にかけて,小さな鐘形の白い仏炎包をもった花をつける。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android