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ボド族 ボドぞくBodo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ボド族
ボドぞく
Bodo

バラ族ともいう。インドのアッサムバングラデシュに住むチベット=ビルマ語系諸族の総称。人口約 220万と推定される。クーティヤー族,平原カチャリ族,ラバ族,ガーロ族,メチ族,コチ族,ディマル族,ハイジョン族から成る西部ボド族と,高原カチャリ族,ボジャイ族,ラルン族,ティッペラ族,モラン族から成る東部ボド族に分けられる。かつてはクーティヤー王国がブラマプトラ渓谷,ズルマ渓谷,バングラデシュにも及び,諸民族を支配していたが,13世紀にこの地方にアホーム王国を建設したシャン族の侵略を受け崩壊した。かつては人身供犠を行うことで知られていたが,今日ほとんどの民族がヒンドゥー文化に同化している。アッサムのヒンドゥー教のタントリック儀礼にはボド族の宗教に由来するものが多いといわれている。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ボド族

インド北東部のモンゴロイド系先住民族の一つでヒンドゥー教徒が多数を占める。アッサム州を中心に居住し、人口は2001年の調査で州全体の5%の135万人。州西部のボドランド自治地域では多数派で全体の人口の3~4割とされる。アーリア系のアッサム人や同州で人口の約3割を占めるイスラム教徒住民と土地などをめぐり対立してきた。

(2012-08-22 朝日新聞 朝刊 1外報)

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