ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マイエンヌ県」の意味・わかりやすい解説 マイエンヌ〔県〕マイエンヌMayenne フランス北西部,ペイドラロアール地域 (レジオン) の県。旧メーヌ州西部と旧アンジュー州北西端の一部とから成る。県都ラバル。県域は北東端のアバロアール山地 (417m) から南西部 (約 100m) にかけてゆるやかな傾斜をもつ丘陵地で,19~20世紀に森林地帯の多くが開かれ,放牧とリンゴ栽培に利用されている。シャトーゴンティエの家畜市場はフランス国内でも特に重要なものの一つ。工業としては綿織物,鋳物,印刷,食品加工などがある。観光も重要な産業で,シャトーゴンティエ,サントシュザンヌなど美しさで知られる町も多い。面積 5175km2。人口 27万 8037 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by