マレイン酸レボメプロマジン(読み)マレインさんレボメプロマジン(その他表記)levomepromazin maleate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

マレイン酸レボメプロマジン
マレインさんレボメプロマジン
levomepromazin maleate

フェノチアジン系の向精神薬。中枢神経系に対する作用として,静穏,制吐,体温下降,骨格筋弛緩,鎮痛,止痒,下垂体ホルモン分泌抑制作用などがある。末梢神経系においては,抗αアドレナリン,抗ヒスタミン,抗セロトニン,局所麻酔作用があり,循環系に対しては,心筋抑制,抗不整脈作用を示す。末梢血管拡張作用,抗アドレナリン作用および中枢作用により起立性低血圧が副作用として現れる。また,パーキンソン症候群が現れることがある。臨床的にクロルプロマジンより抗ヒスタミン作用,精神安定作用は強く,抗うつ状態を悪化させないという利点がある。

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