メラニン色素

六訂版 家庭医学大全科「メラニン色素」の解説

メラニン色素
(皮膚の病気)

 皮膚の色は主にメラニン色素の量によって決まり、メラニン色素が多くなるほど色が濃くなります。

 メラニン色素には、黒い色素(ユーメラニン)と黄色い色素(フェオメラニン)があります。この黒い色素と黄色い色素の割合によって皮毛髪の色が決まりますが、金髪ではフェオメラニンが多くなります。

 メラニン色素は、表皮のなかの色素細胞からつくられます。色素細胞は表皮の基底層の細胞の36個に1個程度しかなく、周囲の細胞にメラニン色素を分配しています。色素細胞は、メラノソームと呼ばれる小さな胞体のなかでチロシナーゼなどのメラニン生成酵素によってメラニン色素をつくっています。

 メラニン産生を刺激するものには、紫外線のほかに女性ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンなどがあります。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

栄養・生化学辞典「メラニン色素」の解説

メラニン色素

 メラニンともいう.フェノール化合物が酸化され重合して生成する高分子黒褐色の色素.動物の皮膚で形成されると褐色の膚となる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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