メランポジウム(英語表記)Melampodium paludosum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メランポジウム」の意味・わかりやすい解説

メランポジウム
Melampodium paludosum

キク科メランポジウム属の総称であるが,園芸的には,メランポジウム・パルドーサムをさす。北アメリカ原産の一年草で,全草に短い粗毛があり,草丈は 15~30cmでよく分枝する。広披針形の葉が対生し,茎頂に直径2~3cmの頭状花をつける。中心の筒状花も花弁状の舌状花も鮮黄色で,緑の葉色と相まって,明るい印象の草花である。夏の花檀苗として利用される。じょうぶで高温多湿に強く,夏から秋まで咲き続ける。春に種子をまき,日当りと水はけのよい場所で育てる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android