メリヤス機(読み)メリヤスき(その他表記)knitting machine

翻訳|knitting machine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メリヤス機」の意味・わかりやすい解説

メリヤス機
メリヤスき
knitting machine

メリヤスを編出す機械総称。 16世紀の末,イギリスで発明された。最初は足踏式であったが,19世紀なかばから飛躍的に進歩した。近年はいずれも高速度編針式編機で,緯 (よこ) 編機と経 (たて) 編機とがある。緯編機は,編糸が編針に対し直角方向より供給され,横方向にできた編目を縦方向に綴る方式のもので,コットン式編機,パール編機,ゴム編機,吊編機,大丸機などがある。一方経編機は,編糸が編針に対して平行方向より供給され,隣接した編目を綴るようになっており,トリコット機,ラッセル機,ミラニーズ編機などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む