ラテン十字(読み)ラテンジュウジ

デジタル大辞泉 「ラテン十字」の意味・読み・例文・類語

ラテン‐じゅうじ〔‐ジフジ〕【ラテン十字】

十字形一つで、縦の部分下部が長いもの。キリスト教十字架などで多く用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のラテン十字の言及

【十字】より

…さらに北欧では,雷電と嵐の神トールのもつハンマーを意味し,破壊と新生,豊饒の象徴であった。(3)正十字の下方にのびている線が他の三つより長く,十字の中心がやや上方にあるラテン十字(またはローマ十字)。オリエントやギリシアで行われていた罪人の処刑方法にならって,イエスがこの形の十字架にかけられたことから(磔刑(たつけい)),復活と救済の象徴として,キリスト教徒の間に普及したもの。…

※「ラテン十字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android