ラトローブ地方(読み)ラトローブちほう(英語表記)Latrobe Valley

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラトローブ地方」の意味・わかりやすい解説

ラトローブ地方
ラトローブちほう
Latrobe Valley

オーストラリア,ビクトリア州南東部を東へ流れるラトローブ川の上流地域。ギプスランド地方の西部にあたる。世界最大の褐炭埋蔵地域 (推計 560億t) で,1919年以来の開発により,モウィーヤルーンモーウェルトララルゴンの町が急成長して,褐炭を採掘し,各種軽工業が立地している。ヘイズルウッドに火力発電所,メアリベイルに紙パルプ工場がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android