ランゲルハンス島腫瘍(読み)ランゲルハンスとうしゅよう(その他表記)tumor of the Langerhans' islands

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランゲルハンス島腫瘍」の意味・わかりやすい解説

ランゲルハンス島腫瘍
ランゲルハンスとうしゅよう
tumor of the Langerhans' islands

膵臓ランゲルハンス島から発生する腫瘍低血糖をきたすインスリノーマ,難治性潰瘍を起すゾリンジャー=エリソン症候群,水性下痢と低カリウム血症をきたすバーナー=モリソン症候群などでみられる。このほか,グルカゴン,セロトニン,ACTH,MSHなどを分泌する島腫瘍とか,非機能性の島腫瘍なども報告されているが,きわめてまれである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む