リシリコンブ

栄養・生化学辞典 「リシリコンブ」の解説

リシリコンブ

 [Laminaria ochotensis].褐藻綱コンブ目コンブ属の海藻.食用にする.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のリシリコンブの言及

【コンブ(昆布)】より

…褐藻類コンブ科の一群の海藻。日本沿岸では約18種見いだされているが,食用とするのはマコンブLaminaria japonica Areschoug(イラスト),リシリコンブL.ochotensis Miyabe,ミツイシコンブL.angustata Kjellm.(イラスト),ナガコンブL.longissima Miyabe,ホソメコンブL.religiosa Miyabe,ネコアシコンブArthrothamnus bifidus (Gmelin) Rupr.(イラスト),ガツガラコンブL.coriacea Miyabe(別名アツバコンブ),カキジマコンブL.longipedalis Okam.(別名クキナガコンブ),トロロコンブKjellmaniella gyrata (Kjellm.) Miyabe(イラスト),チヂミコンブL.cichorioides Miyabeなどがあり,なかでも前5種がよく利用される。宮城県以北,とくに北海道の外洋に面した干潮線より深い岩礁上に着生する。…

【利尻富士[町]】より

…19世紀初めに松前藩のニシン漁場として開発され,明治末期から大正期にわたり,ニシン漁の黄金時代を迎えた。現在も基幹産業は漁業で,鴛泊および南東岸の鬼脇の2漁港を中心にコンブ,ウニ,カレイ,イカなどの漁獲が多く,特にリシリコンブはだしコンブとして知られる。利尻山や海岸線の一部は利尻礼文サロベツ国立公園に属し,夏季には観光客や登山客でにぎわう。…

※「リシリコンブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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