法則の辞典 の解説
レナード‐ジョーンズポテンシャル【Lennard-Jones potential】

の形となる.r-6 の項は長距離型の引力で,ファンデルワールス‐ロンドンの相互作用*によるものであり,r-12 の項は短距離型の相互作用に基づく.
…その後ケンブリッジ大学に移り,R.H.ファウラーの指導を受け,1924年に学位を取得。ファウラーとの量子統計力学の研究でも知られるが,もっとも大きな業績は,チャップマンの気体理論やハイゼンベルクとシュレーディンガーの量子力学にもとづき,また気体や固体の特性についての実験データを分析することによって,半経験的な分子間力の法則(レナード・ジョーンズポテンシャル)を提出したことである。ブリストル大学を経て,32年にはケンブリッジ大学の理論化学の教授となった。…
※「レナード‐ジョーンズポテンシャル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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