ロスコスモス(英語表記)〈ロシア〉Roscosmos

デジタル大辞泉の解説

ロスコスモス(〈ロシア〉Roscosmos)

旧ソ連時代より続くロシア宇宙開発を担う機関。1992年に前身となるロシア宇宙庁が設立され、1999年にロシア航空宇宙局、2004年にロシア連邦宇宙局に改組。2011年の米国のスペースシャトル退役以降は、世界の有人ロケット打ち上げを独占的に担った。ロシアの宇宙関連の民間企業と統合し、2016年に国営企業ロスコスモスが発足。本部はモスクワ近郊のスターシティー。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵miniの解説

ロスコスモス

ロシアにおける宇宙開発全般を担当する国営企業。2016年に、宇宙開発機関であるロシア連邦宇宙庁と国営の「統一ロケット・宇宙会社」を統合して設立された。同庁の前身は1992年に設立されたロシア宇宙庁で、2014年に設立されて以降、ロシアの宇宙開発計画を統括してきた。一方、統一ロケット・宇宙会社は、点在していたロシアの宇宙企業を束ねて14年3月に発足したもの。同国では近年、ロケットの打ち上げ失敗や人工衛星の故障などが相次いでおり、組織改革による宇宙産業の立て直しと強化を図っていたものの、17年11月28日、極東のボストーチヌイ宇宙基地から打ち上げたソユーズロケットに搭載していた全ての気象衛星を軌道に投入できず、最初の通信に失敗したと発表した。

(2017-11-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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