発足(読み)ホッソク

デジタル大辞泉 「発足」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐そく【発足】

[名](スル)
組織機構などが設けられ、活動を始めること。はっそく。「米価審議会発足する」
出発すること。はっそく。
「力無く故土こどに向けて―する」〈太宰竹青
[類語]発会生まれる誕生出来る結成創業創設創始創立新設開設設立開業始業

はっ‐そく【発足】

[名](スル)ほっそく(発足)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「発足」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐そく【発足】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 旅立つこと。出立すること。門出すること。出発。出立。はっそく。
    1. [初出の実例]「Fossocu(ホッソク)。ハッソクという方がまさる」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「ちっともはやく発足(ホッソク)する工めんにしようではねへか」(出典:滑稽本八笑人(1820‐49)三)
    3. [その他の文献]〔楚辞‐天問〕
  3. 活動を始めること。団体会議などが設けられ、活動し始めること。はっそく。
    1. [初出の実例]「自由党と改進党がそれぞれ党内に憲法調査会を発足させたのがやはり二十九年の四月」(出典:憲法第九条をめぐる若干の考察(1965)〈丸山真男〉)

はっ‐そく【発足】

  1. 〘 名詞 〙ほっそく(発足)〔文明本節用集(室町中)〕

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普及版 字通 「発足」の読み・字形・画数・意味

【発足】はつそく・ほつそく

出発する。

字通「発」の項目を見る

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