一の富(読み)いちのとみ

精選版 日本国語大辞典 「一の富」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 の 富(とみ)

  1. 富くじで第一番の当たりくじ。《 季語新年
    1. [初出の実例]「一のとみどこかのものがとりはとり」(出典:雑俳・柳多留‐一五(1780))
  2. 近世、滝安(ろうあん)寺(大阪府箕面市)で、正月七日に行なわれた富。二月三日に行なわれる二の富に対していう。
    1. [初出の実例]「くらまの白はし箕尾(みのお)の一のとみ」(出典評判記・役者評判蚰蜒(1674)伊藤小太夫)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 箕尾

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