一心に(読み)イッシンニ

デジタル大辞泉 「一心に」の意味・読み・例文・類語

いっしん‐に【一心に】

[副]ほかのことを考えずに心を一つに集中させるさま。いちずに。「一心に本を読む」「一心に神に祈る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一心に」の意味・読み・例文・類語

いっしん‐に【一心に】

  1. 〘 副詞 〙 そのことだけに心を傾けるさまを表わす語。一筋に。一途に。
    1. [初出の実例]「かばかりの人の一心に心に入て」(出典:讚岐典侍(1108頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android