百科事典マイペディア 「一珍染」の意味・わかりやすい解説 一珍染【いっちんぞめ】 小麦粉に消石灰やふのりを混ぜ水に溶けにくくした一珍糊(のり)と称する防染糊を用いた模様染。友禅や絵更紗(さらさ)に用いるが,普通の友禅と異なり水洗いをせずに糊をかき落とすので特有の趣がある。水洗いのしにくい皮染やごく薄地の布などに利用される。→関連項目糊染 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by