ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一般運動量」の意味・わかりやすい解説 一般運動量いっぱんうんどうりょうgeneralized momentum 運動エネルギー T=mv2/2 を速度 v で微分すれば dT/dv=mv=p となり,運動量 p を得る。解析力学では,運動エネルギー T およびラグランジュ関数 L を一般座標 qi ( i=1,2,…,f ) とその時間導関数である一般速度 とで表わすとき, を一般運動量または一般化運動量,正準運動量という。一般座標 qi が長さの量ならば一般運動量 pi は普通の運動量の成分,qi がある軸のまわりの角度ならば pi はその軸のまわりの角運動量の成分を表わす。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by