七度尋ねて人を疑え(読み)ナナタビタズネテヒトヲウタガエ

デジタル大辞泉 「七度尋ねて人を疑え」の意味・読み・例文・類語

七度ななたびたずねてひとうたが

物が見当たらないときなどは、よく探したうえで最後他人を疑え。軽々しく人を疑ってはいけないということ。

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精選版 日本国語大辞典 「七度尋ねて人を疑え」の意味・読み・例文・類語

ななたび【七度】 尋(たず)ねて人(ひと)を疑(うたが)

  1. 物が見当たらないときは、何度も捜し求めた上で人を疑えの意で、人を疑うときには、本当にそうであるかどうか何度も確かめてみなくてはいけないということ。むやみに人を疑うなという教え。
    1. [初出の実例]「七度尋て人疑へじゃ」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)六)

七度尋ねて人を疑えの補助注記

「俳・毛吹草‐二」には「七どたづねて人うたがへ」とある。

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