七度(読み)シチド

デジタル大辞泉 「七度」の意味・読み・例文・類語

しち‐ど【七度】

7回。ななたび。ななど。また、回数が多いこと。

なな‐たび【七度】

7回。また、多くの回数。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七度」の意味・読み・例文・類語

しち‐ど【七度】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 七回。七たび。また、回数の多いことのたとえ。
    1. [初出の実例]「つばくらめ子産まむとする時は尾をささげて七とめぐりてなむ、産み落すめる」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  3. 音楽の五線譜上で七度のへだたりをもつ音程。長七度、短七度、増七度(完全八度)、減七度(長六度)などがある。

なな‐たび【七度】

  1. 〘 名詞 〙 七回。また、多くの回数。
    1. [初出の実例]「自ら、門(みかと)を開けよと呼(よは)へども、七廻(ナナタヒ)(こた)へず」(出典日本書紀(720)用明元年五月(図書寮本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android