三久保村(読み)みつくぼむら

日本歴史地名大系 「三久保村」の解説

三久保村
みつくぼむら

[現在地名]小原村三ッ久保

犬伏いぬぶせ川上流にあり、三角点は標高四八五・四メートル。上組と下組の二つに分れている。字竜焚りようたくには宝篋印塔が二基がある。寛永郷帳では岡崎藩領、明治元年(一八六八)西尾藩領である。慶安三年(一六五〇)三州賀茂郡小原之内岡崎領三久保村検地帳(鈴木早苗氏蔵)には屋敷二一筆の面積と持主が書上げられ「屋敷拾八歩 清三郎門之者長蔵」のように四筆の分付記載がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android