戸口(読み)ココウ

大辞林 第三版の解説

ここう【戸口】

戸数と人口。 「六十六州の-の数は確かならず/折たく柴の記」

とぐち【戸口】

建物の出入り口。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

こ‐こう【戸口】

〘名〙
戸数と人口。家の数と人の数。
※続日本紀‐和銅五年(712)五月甲申「太政官奏偁郡司有能繁殖戸口、〈略〉在職匪懈、立身清慎」 〔史記‐高祖功臣年表〕
② 家の出入り口。とぐち。

と‐ぐち【戸口】

〘名〙
の立ててある建物の出入り口。家の出入り口。
※竹取(9C末‐10C初)「翁も塗り籠めの戸をさして、戸口にをり」
② 口をいう、大工・盗人仲間の隠語。
※新ぱん普請方おどけ替詞(1818‐30頃か)「くちを、戸口」
③ 出発点。また、原因。
※朝寝髪(1899)〈斎藤緑雨〉一「人の噂は戸口(トグチ)を言はず、中程を言はず、屹度果(はて)を言ふものに極って居ても」

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