三位の中将(読み)さんみのちゅうじょう

精選版 日本国語大辞典 「三位の中将」の意味・読み・例文・類語

さんみ【三位】 の 中将(ちゅうじょう)

  1. 官位三位で、近衛中将である人。中将官位相当四位なので、三位に昇った人の場合を特に呼ぶ。
    1. [初出の実例]「宰相の中将。三位の中将」(出典:枕草子(10C終)一七〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android