三振博士(読み)サンシンハクシ

デジタル大辞泉 「三振博士」の意味・読み・例文・類語

さんしん‐はくし【三振博士】

俗に、司法試験新司法試験)に3回不合格となり、受験資格を失った法科大学院修了者のこと。法曹にはなれないものの、法務博士号を持つことからいう。三振法務博士
[補説]平成26年(2014)年まで、新司法試験の受験資格が法科大学院修了後、5年以内に3回のみしか認められていなかったことによる称。3回とも不合格だった場合、司法試験予備試験に合格するか、法科大学院に入りなおして修了すれば、受験資格を再び得られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android