コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

法曹 ほうそうlegal profession; lawyer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法曹
ほうそう
legal profession; lawyer

法律専門家のことで,法律実務に従事する裁判官検察官弁護士総称。広義では法律実務家と法学者を総称する場合もある。社会において占めるその重要性から法の資格は法定されており,裁判官,検察官,弁護士は原則として司法試験に合格し,司法修習生の修習を終えた者である (裁判所法 42,検察庁法 18,弁護士法4) 。 (→法曹一元論 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ほう‐そう〔ハフサウ〕【法曹】

法律事務に従事する人。特に、裁判官検察官弁護士などをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ほうそう【法曹】

弁護士,検察官,裁判官の総称であって,法律実務家という観念に近いが,法学者を含むこともある。 英米法系の各国においては,これらの法律的職業一体感が強く,リーガル・プロフェッションlegal professionという単数形でこれらを包括するのがならわしであるが,ローマ法系の国においては,それぞれの職業に独立性,排他性が強く,英米法系の国のように単一の職業の機能的分化と見る風習が定着しない傾向がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ほうそう【法曹】

法律関係の仕事に従事する人。特に、裁判官・検察官・弁護士など法律の実務に携わる人。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

法曹
ほうそう

司法制度の担い手として法律実務に従事する者。今日の司法制度が裁判官、検察官および弁護士の三者により担われているところから、一般的にはこれら法曹三者をいうが、司法官(裁判官)のみをさす場合もある。わが国では司法制度が三者一体となって運営されるべきものという趣旨から、法曹養成の第一段階では、司法修習生の制度により、これら法曹三者は統一的に養成される。[名和鐵郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の法曹の言及

【曹司】より

…また平安宮の東南の隅を〈鳥の曹司〉というが,ここはもと主鷹司という役所があったため,その廃止後も名称のみが残ったのである。《続日本紀》天平宝字2年(758)9月条に〈明法曹司言〉とあるのは,官庁を抽象的に表した用例で,後に〈法曹〉の語を生む。その早い例は平安末期成立の《法曹類林》《法曹至要抄》などの書名に見ることができる。…

【ドイツ】より

…冷戦の間にも移住の希望は強く,西ドイツはこれを支持していたが,これがみたされず,やっと原則として〈帰国〉できるようになってみると,今度は〈母国〉のつごうがよくなくなっている,という苦しい状況を強いられている。【永井 清彦】
【法制史】
 13世紀末ころには,法律家Jurist(法曹)という新しい社会集団がドイツに成立した。彼らは中世の封建社会に存在した〈民衆の共有財産としての法〉の担い手であった審判人Schöffeといった法名望家とは異なり,特殊専門化された外国法(ローマ・カノン法)の学識者として,それまでの〈慣習法〉〈民衆法〉と対立する新しい〈学識法〉〈法曹法〉を創造していったのである。…

※「法曹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

法曹の関連キーワードジョゼ・デ アレンカールインズ・オブ・コート臨時司法制度調査会自治体で働く弁護士日本弁護士連合会法曹人口の増員司法制度改革ロースクール法曹社会主義椋橋部家長自由法曹団クリーシー古屋 貞雄裁判至要抄御成敗式目松岡 康毅法科大学院吉川大二郎井藤誉志雄山崎今朝弥

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

法曹の関連情報