三村郷(読み)みむらごう

日本歴史地名大系 「三村郷」の解説

三村郷
みむらごう

和名抄」に「三村」と記され、訓を欠く。「新編常陸国誌」に「按ズルニ、今ノ小田村、コレ其地ナリ」とあり、三村山南西麓の現筑波郡筑波町小田おだ比定する。「類聚国史」には弘仁一二年(八二一)四月五日のこととして、「常陸国筑波郡人三村部黒刀自産一男二女、賜稲三百束」の記事がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 地頭

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む