三杯機嫌(読み)さんばいきげん

精選版 日本国語大辞典 「三杯機嫌」の意味・読み・例文・類語

さんばい‐きげん【三杯機嫌】

  1. 〘 名詞 〙 多すぎない程度の酒を飲んだ、ほろ酔いのいい機嫌。また、一杯機嫌に対して、深く酔ったさまにもいう。
    1. [初出の実例]「捨仮名に露置乱す夕詠〈愚候〉 三盃機嫌露ぞ乱るる〈露甘〉」(出典:俳諧・江戸広小路(1678))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android