三海里説(読み)さんかいりせつ

精選版 日本国語大辞典 「三海里説」の意味・読み・例文・類語

さんかいり‐せつ【三海里説】

〘名〙 国際法上、干潮時の水際線、または内海港湾入り口に引いた線から三海里(約五・六キロメートル)までの水域をその沿岸国の領域とする考え方。一八世紀末に唱えられ、一九世紀にはイギリスアメリカなどによって支持された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android