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港湾 こうわん harbour; port

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

港湾
こうわん
harbour; port

船舶の停泊,荷の積卸し,乗客の乗降などのために,風や波や潮流を遮蔽した水域。人間が舟で海へ出るようになって以来,港湾は文明に大きな役割を果してきた。地中海に発展したフェニキア人海上交通に通じ,紀元前 13世紀にシドンとティルスに港湾を築き,貿易活動は当時の全世界に及んでいた。

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デジタル大辞泉の解説

こう‐わん〔カウ‐〕【港湾】

自然の地形または人工構造物により、外海と隔てられた水域。船舶の発着や停泊、貨客の積み降ろしなどの設備がある。みなと。

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百科事典マイペディアの解説

港湾【こうわん】

慣用的には港とも。天然の地形を利用,また人工的に外海と隔てるなどして風波の侵入を防ぎ,船舶の出入停泊,旅客の乗降,貨物の積卸しなどを安全・便利に行えるように設備した場所。
→関連項目バース埠頭

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世界大百科事典 第2版の解説

こうわん【港湾 harbor】

船を安全に出入り,停泊させ人や貨物などの水陸輸送の転換を行う機能をもつ沿岸域の空間。日本では古来,(つ),(みなと),(とまり)などと称していた。これらの語に代わって新たに港湾ということばがつくられ用いられるようになったのは明治になってからである。厳密にいえば,港湾とは港湾法の適用を受けるもののみを指し,漁港法の適用を受ける漁港とは区別されている。港湾という語句はいわば法的な用語であるが,慣用的には港湾と漁港を併せて港(みなと)と呼ぶことが多く,したがって港湾は港の概念に含まれているといえる。

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大辞林 第三版の解説

こうわん【港湾】

外海からの風浪をさえぎり、船舶が安全に発着または停泊できるような陸地に入り込んだ海域。また、人工的にそのように作った所。一般に貨客の積みおろし、商品の貯蔵、水陸の連絡などの設備を有する。みなと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

港湾
こうわん
port and harbo(u)r

人為的につくられた港の施設と、陸域・水域を含めた港の領域とを一体として総称する。港湾の開発、利用および管理は港湾管理者が行い、洋の東西を問わず地方自治体、管理組合、港務局などが管理者となっている。日本の港湾は1950年(昭和25)に制定された港湾法に基づいて運用されている。[堀口孝男]

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世界大百科事典内の港湾の言及

【河港】より

…河川沿岸に位置し,もっぱら内陸水路の交通にかかわる港。たとえ内陸の川のほとりにあっても,ロンドン,武漢,モントリオールなどのように海外の港と海上航路で結ばれているものは港湾seaportであって,河港とは呼ばれない。明治期以前の日本では河川が重要な輸送路になり,奥地からは米や薪炭などが平底の小さい川船で下航し,海岸からは塩や塩乾魚などが上航していた。…

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