三稜草縄(読み)みくりなわ

精選版 日本国語大辞典 「三稜草縄」の意味・読み・例文・類語

みくり‐なわ ‥なは【三稜草縄】

〘名〙 ミクリが水にただよいよじれて、縄のように見えるもの。
※新千載(1359)雑中・一八八二「水錆ゐる浅沢沼のみくりなは苦しき世には住まれやはする〈よみ人しらず〉」

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デジタル大辞泉 「三稜草縄」の意味・読み・例文・類語

みくり‐なわ〔‐なは〕【三草縄】

ミクリが水に漂って、縄のようによれて見えるもの。
水錆みさびゐる浅沢沼の―苦しき世には住まれやはする」〈新千載・雑中〉

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