三重拡散プレーナ型トランジスタ(読み)さんじゅうかくさんプレーナがたトランジスタ(その他表記)triple diffused transistor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

三重拡散プレーナ型トランジスタ
さんじゅうかくさんプレーナがたトランジスタ
triple diffused transistor

プレーナ型トランジスタの半導体ウエハのコレクタの裏側 (ベースとの接合面の反対側) からコレクタと同じ伝導型の不純物を大量に深く拡散してコレクタの抵抗を低くしたトランジスタ。コレクタの直列抵抗が低いため,その部分での電圧降下を少くすることができる。コレクタとベースの間の接合は高抵抗部分につくるので,トランジスタの耐圧を高くしたままコレクタ飽和電圧を低くすることができ,特性が非常によくなる。のちに,別の方法で同じよい特性を示すエピタキシャル・プレーナ型トランジスタが開発され,三重拡散プレーナ型トランジスタは取って代られつつある。 (→プレーナ型トランジスタ )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む