…これとは別に,古墳時代になってレイが伝わり,馬鐸と呼ばれるが,これも中国ふうにいえば〈馬鈴〉である。平安時代初期に,空海ら入唐八家がもたらした密教法具のレイは金剛鈴と総称され,把手の形によって独鈷鈴(どつこれい),三鈷鈴,五鈷鈴,九鈷鈴,宝珠鈴,塔鈴などがあり,また身の部分の装飾によって,三昧耶鈴(さまやれい),種字(梵字)鈴などがある。 スズは,余韻がない,という音の性質から,ほとんどの場合,人間や動物の動きに伴う用い方がなされる。…
※「三鈷鈴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...