ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
ran
)、明呪(みょうじゅ)(ビディヤーVidy
)が説かれるようになり、また独立の密呪経典も成立した。それらの密呪経典には供養法、結界作壇(さだん)法、護摩法や印契(いんげい)、陀羅尼、曼荼羅(まんだら)なども説かれるようになったが、それらは仏教の本流ではないので、それらを雑部密教(雑密(ぞうみつ))という。その後、650~700年ごろに『大日経』と『金剛頂経』が成立し、密教的実践による速疾成仏(そくしつじょうぶつ)(即身(そくしん)成仏)を強調したので、これを純粋密教(純密)といい、これをもって密教の独立とする。従来の伝説では、真言密教は、大日如来(にょらい)が自ら悟った秘密の法を金剛薩
(こんごうさった)に授け、それからさらに龍猛(りゅうみょう)、龍智(りゅうち)へと伝えられたと説くが、歴史的には明確でない。インド密教はその後、真言乗や金剛乗などといわれ、数世紀の間発展したが、しだいに本来の性格を失って、ヒンドゥー教のシャークタ派(性力派)などの説を取り入れた左道(さどう)密教、いわゆるタントラ仏教となり、13世紀初めイスラム教徒の侵入とともに衰滅した。
ala)という。この曼荼羅には金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅とがあり、これをあわせて両界曼荼羅という。このほかに、仏、菩薩、明王などの一尊とその眷属(けんぞく)を表示したものを別尊曼荼羅という。また大日如来を普門総徳の本尊とし、仏、菩薩、明王などを一門別徳の本尊とし、いずれの一尊を拝んでも結局大日如来の信仰に統一されると考える。これを一門即普門という。(2)これら諸尊を信仰するときに、真言、陀羅尼を唱える。真言(マントラmantra)は真実のことばの意味であり、諸尊を賛嘆し、あるいは諸尊に帰依(きえ)する秘密語であり、明呪ともいう。陀羅尼は総持と訳され、特定の文句によって宗教上の深い意味を憶念し、心を統一する意味であるが、のちには真言と同様に用いられ、真言陀羅尼という。この真言陀羅尼を誦持すれば、不思議な力が得られ、煩悩(ぼんのう)を滅除することができると信じられた。密教を真言密教といい、真言陀羅尼宗といい、真言宗というのは、真言、陀羅尼を重視するからである。(3)また諸尊を信仰するとき、印契(いんげい)(ムドラーmudr
)を結ぶことになっている。印契(印相)とは仏、菩薩、明王などの内証、本誓を象徴的に手指の結び方で示す方法である。(4)また密教では諸尊の供養法や護摩(ごま)法、灌頂(かんじょう)の儀式などが行われ、それらを規定した多くの儀軌(ぎき)がある。(5)人にはそれぞれ本有本覚(ほんうほんがく)の浄菩提心(じょうぼだいしん)があると信じ、菩提心をおこし、三昧耶(さんまいや)戒という密教特有の戒を保ち、十善戒を実践すべきことを説く。(6)即身成仏(速疾成仏)を強調し、三摩地(さんまじ)(サマーディsam
dhi)の行によって即身成仏しうると説くが、これには五相成身観、阿字(あじ)観、月輪(がちりん)観や三密の妙行などいろいろな修行の方法が示されている。出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
…密教において,もろもろの仏・菩薩あるいは諸天に呼びかけて祈請し,あるいは儀式に効力を賦与するために唱える呪文。サンスクリットではマントラmantra。…
…2人に代表されるような立場は,〈梵我一如〉すなわち,世界万有を根本から統一する原理であるブラフマンが個我の内面的本質であるアートマンと別でないという自覚として長くインド精神史を貫いている。ウパニシャッド(2)仏教 仏教がとったさまざまな歴史的形態の内でもっとも典型的に神秘的合一の立場を示しているのは密教である。密教行法の基本は,本尊を迎えてこれと身口意の三密において合一する三密瑜伽(さんみつゆが)である。…
…陀羅尼は仏教経典に多くふくまれ,旧訳経典では呪と訳している。密教経典はこの陀羅尼から成っているので一般人にわかりにくいため,秘密教とよばれる。インドにおいてすでにそうだったから,そのインドの発音を漢字で音写して日本に伝わった密教経典が,日本人にわかりにくいのは当然である。…
…インドの他の地方では衰退した仏教もこの地方ではパーラ朝の諸王の保護をうけて最後の繁栄をみた。大乗仏教が民間信仰を取り入れて密教(金剛乗)として新しい展開を遂げたのもこの時代である。ボードガヤー,サールナート,ナーランダーなどの伽藍は増改築され,オーダンタプリーOdantapurī(古名ウッダンダプラ),ビクラマシラーVikramaśilā,パハールプル(古名ソーマプラ)などの伽藍が新しく造営された。…
…仏の本質は法そのもので(法身),諸仏はその具体的顕現である(色身)。一方,修行の目標としての悟りを,絶対者たる法との合一に求めるのは,バラモン正統派のベーダーンタ学派が主張する〈梵我一如〉とも共通する神秘主義であるが,ことにこれは後期に発達した密教において著しい。 仏教はインド外の諸地域に発展するにつれて,それぞれの地域,民族の信仰や儀礼などと習合し,それらを仏道の方便と認めたため,かなり大きく変質した。…
※「密教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
2/26 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版を追加
2/26 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版を追加
2/3 旺文社日本史事典 三訂版を追加
2/3 旺文社世界史事典 三訂版を追加
11/7 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/27 化学辞典 第2版 (森北出版) を追加