三領石(読み)さんりようせき

日本歴史地名大系 「三領石」の解説

三領石
さんりようせき

[現在地名]有田町大字西部

現有田町と長崎県東彼杵ひがしそのぎ波佐見はさみ町・佐世保市の境界をなす標高一九〇メートルの丘陵上に立つ。幅八八センチ、高さ六〇センチの台石の上に、幅三〇センチ、高さ二一四センチの三稜面をもつ石碑で、その三面に「此三領境東西北峰尾続雨水分佐嘉領 松浦郡有田郷」「此三領境東西峰尾続雨水分南大村領 彼杵郡波佐見郷」「此三領境西北峰尾続雨水分平戸領 彼杵郡早岐郷」の刻銘がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android