刻銘(読み)コクメイ

デジタル大辞泉 「刻銘」の意味・読み・例文・類語

こく‐めい【刻銘】

金属器や石碑などにきざまれた製作者の名や年月日などの文字

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「刻銘」の意味・読み・例文・類語

こく‐めい【刻銘】

  1. 〘 名詞 〙 金属や石や木に刻まれた製作者名、年月日などの文字。また、それを刻むこと。〔漢書‐郊志・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「刻銘」の読み・字形・画数・意味

【刻銘】こくめい

金石に刻する。〔漢書、郊祀志下〕美陽に鼎を得たり。~張敞~鼎の銘勒(めいろく)をじて~曰く、~竊(ひそ)かに傳記を以て之れを言ふに、此の鼎は殆ど大臣に襃賜する以、大臣の子孫、其の先功を銘し、之れを宮に臧(ざう)せるなり。

字通「刻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android