上を学ぶ下(読み)カミヲマナブシモ

デジタル大辞泉 「上を学ぶ下」の意味・読み・例文・類語

かみまなしも

《「礼記緇衣から》下の者はとかく上に立つ人のまねをするということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 桀紂 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「上を学ぶ下」の意味・読み・例文・類語

かみ【上】 を 学(まな)ぶ下(しも)

  1. 上に立つ人が好むことを、下の者は真似するものである。
    1. [初出の実例]「桀紂の王は、无道悪逆なほどに、上(カみ)をまなぶ下(シも)で、民人ことごとく悪逆なぞ」(出典:玉塵抄(1563)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android