上初田村(読み)かみはつだむら

日本歴史地名大系 「上初田村」の解説

上初田村
かみはつだむら

[現在地名]小山市上初田

南流する巴波うずま川東岸にあり、北から東は卒島そしま村・今里いまざと村、南は下初田しもはつだ村。文禄四年(一五九五)の榎本領二十四村惣高覚(大出善作文書)に「初田」とみえ、高一千六石九斗余。慶長年間(一五九六―一六一五)小山藩領となり、同一八年の検地帳(前沢韶文書)によれば田六九町七反余・畑一九町八反余・屋敷二町九反余。元和八年(一六二二)下総古河藩領となり、翌九年の地詰帳(井口喜市文書)では田一二二町七反余・畠三一町一反余・「ゆきえ新田分」下畑一町七反余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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