日本歴史地名大系 「上北国町・中北国町」の解説 上北国町・中北国町かみほつこくまち・なかほつこくまち 滋賀県:大津市大津町上北国町・中北国町[現在地名]大津市三井寺町(みいでらちよう)・長等(ながら)一―三丁目小川(こがわ)町の西にある北国海道の両側町。寛保二年町絵図では札(ふだ)の辻(つじ)から西に進んだ北国海道は上北国町で北折し、中北国町へと延びる。文禄五年(一五九六)一〇月の山上村検地帳写(山上町共有文書)に「北国町」とみえ、当地からの入作高が七八石余にのぼっている。元禄八年町絵図によれば、上北国町の家数五九で、町の南と西側は三井寺領となっている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by