上手子林村(読み)かみてこばやしむら

日本歴史地名大系 「上手子林村」の解説

上手子林村
かみてこばやしむら

[現在地名]羽生市上手子林

下羽生村・北袋きたぶくろ村の南にあり、西は秀安ひでやす村。古くは東の中手子林・下手子林両村と一村であったと考えられる。「親玄僧正日記」正応六年(一二九三)八月二日条に「大田庄北方手子林郷」とみえ、五月二九日に北条貞時から山城醍醐寺に寄進された。田園簿によると幕府領、田高五三九石余・畑高三七八石余、ほかに富徳ふとく寺領二〇石余があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android