下り浸る(読み)おりひたる

精選版 日本国語大辞典 「下り浸る」の意味・読み・例文・類語

おり‐ひた・る【下浸】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 水の中へおりてずっと漬かっている。また、低い場所におりてじっとかまえている。
    1. [初出の実例]「文覚、滝つぼにおりひたり、頸きはつかって」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android