下内(読み)シタナイ

デジタル大辞泉 「下内」の意味・読み・例文・類語

した‐ない【下内】

表ざたにしないこと。内密
「どうぞ、皆が沙汰なしに―で」〈浄・廿四孝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下内」の意味・読み・例文・類語

した‐ない【下内】

〘名〙 表だてにしないこと。内々(ないない)内証。内密。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第四〇「あぢづくになった所が面白い 定て此事下ないですむ」
※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)二「どうぞ皆が沙汰なしに下内で。イヤ済されぬ」

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