下原物(読み)シタハラモノ

精選版 日本国語大辞典の解説

したはら‐もの【下原物】

〘名〙 天文年間(一五三二‐五五)から江戸末期まで、武蔵国八王子在の恩方村下原に住んでいた山本氏三家の刀工、周重・康重・照重などが製した刀の総称。実用的な刀とされた。江戸期には一部で、「下原」は「下腹」に音が通じるところから、切腹を意味するとしてきらわれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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