下寺町裏(読み)しもでらまちうら

日本歴史地名大系 「下寺町裏」の解説

下寺町裏
しもでらまちうら

[現在地名]姫路市下寺町しもでらまち

姫路城南東の外曲輪に位置する武家町坂田さかた(下寺町)の東であるが町域は不詳で、東端外堀までか。慶安二年―寛文七年(一六四九―六七)の侍屋敷新絵図に六二軒の侍屋敷と南の角に徳願寺・竜厳寺がみえる。寛文七年―天和二年(一六六七―八二)の姫路城下図では両寺の地は侍屋敷となっている。文化一三年(一八一六)以前の侍屋敷図にはこの一角は寺領とあり、その北に家老内藤半左衛門下屋敷がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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