下根岸村(読み)しもねぎしむら

日本歴史地名大系 「下根岸村」の解説

下根岸村
しもねぎしむら

[現在地名]袖ケ浦市下根岸

安部あべ村の南東に位置する。古くは小櫃おびつ川対岸の上根岸村・根岸村(現木更津市)と一対であったと推測される(上根岸区有文書)。天正一九年(一五九一)七月根岸之郷一六六石余を含む計二千一〇〇石が、小田原の陣での戦功を賞して坂部氏のほか曾根・久世丹羽など七氏に三〇〇石ずつ分け与えられたという(南紀徳川史)。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に下根岸とみえ、高一七九石。正保国絵図に根岸村とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android