精選版 日本国語大辞典 「下燻る」の意味・読み・例文・類語
した‐くゆ・る【下燻】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① 火が燃え上がらないでくすぶる。
- ② ( 「した」は心の意 ) 人知れず心の中で恋い慕い悩む。
- [初出の実例]「かのしたくゆる心地にも、いと嬉しきものから、心は心として、胸のみ苦しさまされば」(出典:増鏡(1368‐76頃)七)
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...