下燻る(読み)したくゆる

精選版 日本国語大辞典 「下燻る」の意味・読み・例文・類語

した‐くゆ・る【下燻】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 火が燃え上がらないでくすぶる。
  3. ( 「した」は心の意 ) 人知れず心の中で恋い慕い悩む。
    1. [初出の実例]「かのしたくゆる心地にも、いと嬉しきものから、心は心として、胸のみ苦しさまされば」(出典:増鏡(1368‐76頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む