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下盤粘土 したばんねんどseat earth, seatstone, underclay

岩石学辞典の解説

下盤粘土

一般に細粒の堆積物で,石炭層の下部に産し,底をなしている粘土層.化石湿地(fossil swamp)の土壌と解釈されている.アルカリ,石灰,マグネシアの量が低く,一般に有用な耐火物である[Farey : 1811, Read & Watson : 1962].seat clayと同義.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典内の下盤粘土の言及

【炭田】より

…また炭層形成環境によって,炭層を形成する原植物が繁茂していた場所に堆積した〈原地堆積〉と,遠くから運ばれてきて堆積した〈流移堆積〉とに分けられる。このような分類の,炭層の研究に基づく根拠として,原地堆積では炭層の下盤に下盤粘土と呼ばれるものを伴う場合があり,これは風化土壌が岩石化したもので樹林繁茂時の土壌を示すと考えられていること,この中に根をはって直立する樹幹の化石が発見されることがある,などがあげられ,流移堆積では炭層の上下盤または炭層中に海生あるいは汽水生の貝化石が出ること,下盤粘土と同質のものが炭層直下以外の層準にもみられること,炭層の下盤は粘土とは限らず粗い砂岩やレキ岩の場合もあり,森林土壌が存在したとは考えにくい場合があること,などがあげられる。しかし個々の炭田についてこの両者を明確に区別することは困難な場合が多い。…

※「下盤粘土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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