下総国絵図(読み)しもうさくにえず

日本歴史地名大系 「下総国絵図」の解説

下総国絵図
しもうさくにえず

二四〇×一七六センチ

原本 国立公文書館内閣文庫

解説 中川忠英旧蔵とするのは二鋪に分れ、一一郡の郡総高があり、国総高は四四万四千八二九石余。この中川旧蔵本は正保国絵図とされる絵図を多く含むが、下総国は定めがたい。同じく松平乗命旧蔵とする下総国絵図は国惣高三六万一千三七石余。椿の海が描かれるが、埴生郡記載もあり、寛文期と推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android