下苦(読み)したぐるし

精選版 日本国語大辞典 「下苦」の意味・読み・例文・類語

した‐ぐるし【下苦】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「した」は心の意 ) 心の中で苦しく思う。心中がつらい。心苦しい。
    1. [初出の実例]「をし鳥の見なるるほどはつれなきを下ぐるしとはしるらめや人」(出典:曾丹集(11C初か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む