下須戸村(読み)しもすどむら

日本歴史地名大系 「下須戸村」の解説

下須戸村
しもすどむら

[現在地名]行田市下須戸

北は荒木あらき村に続き、西は見沼代用水を隔てて若小玉わかこだま小針こばりの両村。寛永一二年(一六三五)の忍領御普請役高辻帳(中村家文書)に村名がみえ、幕府領で役高一千二九九石余。同一六年忍藩領となり、田園簿によると高一千六四八石余、反別は田方一一九町六反余・畑方五三町九反余。元禄一二年(一六九九)幕府領になったと思われ(同年「阿部氏領知目録」阿部家文書など)、国立史料館本元禄郷帳では幕府領。明和七年(一七七〇)と推定されるが川越藩領となり、文政四年(一八二一)上知(松平藩日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む