不動院門前(読み)ふどういんもんぜん

日本歴史地名大系 「不動院門前」の解説

不動院門前
ふどういんもんぜん

[現在地名]台東区橋場はしば二丁目

浅草橋場あさくさはしば町に南北を挟まれ、北上する道の西側にある。不動院境内東側に立てられた門前町屋。起立年代は不明。享保年中江戸絵図には門前町屋が記載されている。除地古跡寺社帳(旧幕府引継書)の享保一二年(一七二七)の記事には「先規より有来り候門前家ニ而、見世商売等も不仕」とあり、当時門前百姓家三軒であったという。「寺社備考」の不動院の項に門前町屋があると記されるが、安永三年小間附町鑑・「御府内備考」などには記載されない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む